“しっちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執中50.0%
集註50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その小乗の教は一切の事皆式に依りて行へとなり。孔子の道も孝悌こうてい仁義じんぎより初めて諸礼法は仏家の小乗なり。その一以貫之いつもってこれをつらぬくは此教を一にして執中しっちゅうに至り初て仏家大乗の一場いちじょうに至る。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
朱子の「集註しっちゅう」は右の流れとは別に理論的な解釈を重んじたものであって、清朝では考証学の影響を受けながらも別派をなしていたのであるが
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)