“孝悌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうてい40.0%
こうてい40.0%
たかちか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是れ七五げふを重んじ孝悌かうていをまもり、まことをつくして人慾にんよくなし。堯舜げうしゆんの道といふなるべし。
兄も矢張やはり先輩にならうて算盤そろばんの高尚な所まで進んだ様子です。この辺は世間の儒者と少し違うようだが、その他は所謂いわゆる孝悌こうてい忠信で、純粋の漢学者に相違ない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これらの人名の中、福岡藤二は土佐の藩士で大正八年頃まで生存していた子爵福岡孝悌たかちかである。また松岡欲訥は同じく土佐の藩士松岡七助、号を毅軒きけんといった人であろう。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)