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傚
ふりがな文庫
“傚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なら
85.7%
なろ
4.3%
ならっ
2.9%
ならひ
2.9%
な
1.4%
ならわ
1.4%
ま
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なら
(逆引き)
ある時、正成の故事に
傚
(
なら
)
って、
糞合戦
(
くそがっせん
)
を計画した。それを格子のところで実行した。母も、親戚も、村の人も散々な
足利勢
(
あしかがぜい
)
であった……
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
傚(なら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なろ
(逆引き)
泰西
(
たいせい
)
の築城術に
傚
(
なろ
)
うて、天主閣を建るものあり。その工芸、医薬を応用するものあり。甚しきは
自
(
みず
)
から
基督
(
キリスト
)
教的名号を名乗り、その印章には
羅馬
(
ローマ
)
字を用ゆるものあり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
傚(なろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ならっ
(逆引き)
一家の主人、その妻を軽蔑すれば、その子これに
傚
(
ならっ
)
て母を
侮
(
あなど
)
り、その教を重んぜず。母の教を重んぜざれば、母はあれどもなきが如し。
孤子
(
みなしご
)
に異ならざるなり。
中津留別の書
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
傚(ならっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ならひ
(逆引き)
前編
(
ぜんへん
)
に
載
(
のせ
)
たる
三国嶺
(
みくにたふげ
)
の
図
(
づ
)
は、牧之老人が
草画
(
さうぐわ
)
に
傚
(
ならひ
)
て京山
私儲
(
わたくしして
)
満山
(
まんざん
)
に
松樹
(
まつのき
)
を
画
(
ゑがけ
)
り。
余
(
よ
)
越遊
(
ゑついう
)
の時三国嶺を
踰
(
こえ
)
しに
此嶺
(
このたふげ
)
はさらなり、前後の
連岳
(
れんがく
)
すべて松を見ず。此地にかぎらず越後は松の
少
(
すくな
)
き国なり。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
傚(ならひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
な
(逆引き)
「なにしろ早急のことで——」と大野順平が取り
傚
(
な
)
すためにおもい口を
利
(
き
)
いた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
傚(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
ならわ
(逆引き)
今日の会合は食道楽会の発会ですから二円の原料で随分立派な御馳走を拵えましたが必ずしも
世人
(
せじん
)
をしてこれに
傚
(
ならわ
)
しめようとは申しません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
傚(ならわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ま
(逆引き)
すると、弟の修造も自然、彼を
傚
(
ま
)
ねてやはりもう店を訪れようとはしないのであった。静三は後になって回想すると、この頃を境に彼は日向から日蔭へ移されたような気持がする。
昔の店
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
傚(ま)の例文をもっと
(1作品)
見る
傚
漢検1級
部首:⼈
12画
“傚”を含む語句
摸傚
見傚
模傚
傚之
模傚主義
“傚”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
下村湖人
アリギエリ・ダンテ
内村鑑三
幸田露伴
新渡戸稲造
南方熊楠
木暮理太郎
夏目漱石
永井荷風