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『昔の店』
ふりがな文庫
『
昔の店
(
むかしのみせ
)
』
静三が学校から帰って来た時、店の前にいた笠岡が彼の姿を認めると「恰度いい処へお帰りね、今、写真撮ろうとしている処なのよ」と云って、早速彼を自転車の脇に立たせた。その時(それは明治四十三年のことであった)出来上った写真は、店先の自転車に凭掛っ …
著者
原民喜
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草」宝文館、1948(昭和23)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
傚
(
ま
)
薦包
(
こもづつ
)
嘲弄
(
からか
)
花車
(
きゃしゃ
)
纔
(
わず
)
甍
(
いらか
)
顳顬
(
こめかみ
)
長押
(
なげし
)
象
(
かたち
)
蓼
(
たで
)
脚榻
(
きゃたつ
)
繰展
(
くりひろ
)
紙縒
(
こより
)
籤
(
くじ
)
簷
(
のき
)
攀登
(
よじのぼ
)
掬
(
すく
)
抽斗
(
ひきだし
)
披
(
ひら
)
幽
(
かす
)
対
(
むか
)
咎
(
とが
)
周章
(
あわ
)
呍付
(
いいつ
)
取捌
(
とりさば
)
凭掛
(
よりかか
)