“集團”のいろいろな読み方と例文
新字:集団
読み方割合
しふだん60.0%
かたまり20.0%
しゆうだん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて足駄あしだ引摺ひきずつて、つい、四角よつかどると、南寄みなみよりはうそら集團しふだんひかへて、ちかづくほどはゞひろげて、一面いちめんむらがりつゝ、きたかたすのである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、ひと途端とたんに、ぱちぱちまめおとがして、ばら/\と飛着とびついた、棕櫚しゆろあかいのは、幾千萬いくせんまんともかずれないのみ集團かたまりであつたのです。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
明暦大火めいれきたいかさい濱町河岸はまちようがし本願寺境内ほんがんじけいだいおいて、また關東大地震かんとうだいぢしん東京大火災とうきようだいかさいさい本所ほんじよ被服廠跡ひふくしようあとおいて、旋風せんぷうのために、死人しにん集團しゆうだん出來できたことはよくられた悲慘事ひさんじであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)