“意見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いけん90.7%
オピニオン2.3%
いみ2.3%
おもひ2.3%
かんがえ2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんなはいろいろまよったすえ、けっきょく、かみさまの奇跡きせきのあらわれた人を法王にえらぼうということに、意見いけんがまとまりました。
普通の小説の中で第一流の作と稱せられるものゝうちでも篇中人物の抱いてゐる意見オピニオン丈拾つて讀むと極めて詰らないものがある。
「額の男」を読む (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
同じ干支えとに生れた同年の者が交際するには干支の兄、干支の弟という意味で庚兄こうけい庚弟こうていと呼びあい、その子や甥などは干支のおじさんという意見いみで、それを庚伯こうはくと呼ぶの風習があった。
水莽草 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ねんごろなるこの意見おもひは、人のことばよりも大いなる釘をもて汝のかうべ正中たゞなかに釘付けらるべし 一三六—一三八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「……成る程……それでは……私の意見かんがえを……申してみますが……」
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)