“家康”の読み方と例文
読み方割合
いえやす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ごもっともです。しかし、伊那丸いなまるさまの大望は、ひろい天下にあるのではござりませぬか。家康いえやすひとりは小さな敵です。さ、早く」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大久保彦左ヱ門忠教ただたかといえば、徳川家康いえやす以来の名臣で、十六歳のときから戦場の功名数しれず、大名にも取りたてられるはずのところを
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
吾人はその経歴や功績を見てたどるべき道を知る、前弁士は清盛きよもり頼朝よりとも太閤たいこう家康いえやす、ナポレオンを列挙し吾人の祖先がかれらに侵掠しんりゃくせられ
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)