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冲
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ちゆう
ふりがな文庫
“
冲
(
ちゆう
)” の例文
露の深い路地、下水に半分身を落して、乙女の身體は
斜
(
なゝめ
)
に
歪
(
ゆが
)
み、
裳
(
もすそ
)
の紅と、蒼白くなつた
脛
(
はぎ
)
が、淺ましくも天に
冲
(
ちゆう
)
してゐるのです。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
米廩敷地の内の一処に電燈会社拠りて立ち、天に
冲
(
ちゆう
)
する烟突を
聳
(
そび
)
えしめて黒烟を揚ぐ。本所側にありては電燈会社対岸の下に当りて東に入るの小渠あり。
御蔵橋
(
みくらばし
)
これに架りて陸軍倉庫の構内に入る。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
冲
部首:⼎
6画
“冲”を含む語句
冲天
契冲
伊藤若冲
若冲
冲和
冲積層
冲虚至徳真経釈文
冲融
冲霄
幼冲
林冲
豹子頭林冲
頭林冲