“チユウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ちゆう
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソレ人間ニンゲン浮生フジヤウナルサウヲツラツラクワンズルニ、オホヨソハカナキモノハ、コノチユウジユウマボロシノゴトクナル一期イチゴナリ、——てれくさくて讀まれるものか。べつなのを讀みませう。
陰火 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)
顕家の若い眉と共に全軍は“士気シキテンチユウス”のがいだった。ゆらい、中央の官軍はいたずらに官爵かんしゃくを誇って老いやすかったが、みちのくの官軍は若かった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
折ふし——降参ノ輩、チユウスルニイトマアラズ——の状だったが、親光といえば、東北の大族結城宗広の子である。またとない者だ。尊氏はすぐ大友にれてまいるようにと、いいつけた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ミナ御小姓衆ニ仰セテ、チユウサセラレ候。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)