“壬生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぶ97.2%
ミブ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあまあそのお若さで、一人しか女を。……でもお噂によれば、新選組の方々は、壬生みぶにおられた頃は、ずいぶんその方でも……」
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
私は嵐山電車の窓の中から菜畑を隔てゝ壬生みぶ狂言の舞台を見た記憶があるから、あの寺なども多分野原の中に建つてゐたのであらう。
青春物語:02 青春物語 (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
其々のみこの扶育・教養・保護およそすべて其一代を守り申す壬生ミブ職なる家族——氏——の下にあつて、其みこの一代を通じて奉仕し、更に他界の後、其みこの
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)