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諜
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ちょう
ふりがな文庫
“
諜
(
ちょう
)” の例文
これは、敵兵を撃つものではない、敵軍を威圧するため、かねて丹羽長秀に
諜
(
ちょう
)
じておいた
大喊声
(
だいかんせい
)
を起すべく、のろし代りに撃たせた銃声であった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「かねての、
諜
(
ちょう
)
じ合せをふくみ、
護良
(
もりなが
)
(大塔ノ宮)と
宗良
(
むねなが
)
のふたりも、一山の衆徒をひきい、白川口、大津あたりまで出て、待ち迎えんと、書中に見らるる。——藤房、
忠顕
(
ただあき
)
」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(近々に、
不測
(
ふそく
)
を起し、勢州とも
諜
(
ちょう
)
じ合わせ、秀吉のうしろを
奪
(
と
)
るべし)
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「しかと
諜
(
ちょう
)
じあわせてあります」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“諜”の意味
《動詞》
ひそかに様子をうかがうこと、スパイする。
(出典:Wiktionary)
諜
漢検準1級
部首:⾔
16画
“諜”を含む語句
間諜
諜者
諜報
諜合
諜状
防諜監視
御通諜
防諜指揮官
防諜
間諜間者
間諜船舶
間諜者
間諜犬
間諜座
間諜団
間諜僧
通諜
諜計
諜客
諜報網
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