“宗良”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むねなが90.0%
むねよし10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じつにさまざまな人だったが、硫黄（いおう）島からよび戻された僧の文観（もんかん）やら、讃岐（さぬき）の配所にいた宗良（むねなが）親王などもそのうちのお一人だった。
私本太平記：09 建武らくがき帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
その上、為世の女（贈従三位為子（いし））は後醍醐天皇の側近に侍し、その腹に尊良（たかなが）親王・宗良（むねなが）親王のような英邁（えいまい）の皇子がお生れになっている。
中世の文学伝統 (新字新仮名) ／ 風巻景次郎(著)
「いろいろあった、右京（伊達宗良（むねよし））どの、式部（同宗倫（むねとも））どの、に入れた者もある。二人は綱宗どのの兄に当るからだが、このおれに入れた者もあった」
樅ノ木は残った：01 第一部 (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)