“むねよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗厳50.0%
宗喜16.7%
宗義16.7%
宗良16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ四歳よっつか五つくらいな時分。故郷くに大和やまと柳生の庄の祖父君おじぎみ——門流の人々はそれを、大祖たいそといってあがめている——石舟斎宗厳むねよしから、杖をもって、あしらわれあしらわれ
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東は大和口の東軍と河内口の東軍とが河内のすなに相会する所を迎え撃ち、南は熊野の土冦と相結んで、和歌山の浅野を挾撃し、又別に古田織部正の家老木村宗喜むねよししょく
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
安部氏の園田宗義むねよしさんに寄せた書牘しよどくにかう云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「いろいろあった、右京(伊達宗良むねよし)どの、式部(同宗倫むねとも)どの、に入れた者もある。二人は綱宗どのの兄に当るからだが、このおれに入れた者もあった」