“書牘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょとく40.0%
しよとく40.0%
しよどく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉凶にかかわって日時をかえるの旧慣を絶つとも、下気は泄出の様子までも公報する外国風を採るなどの事なきを望むと、かく答えた予の書牘しょとくを読んで
此等の人々の談話、書牘しよとく、その所蔵の文書等に由つて、わたくしは上の一篇の中なる人名等に多少の改刪かいさんを加へた。比較的正確だと認めたものを取つたのである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは朽木くちき三助と云ふ人の書牘しよどくを得た。朽木氏は備後国深安郡ふかやすごほり加茂村粟根あはねの人で、書は今年丁巳一月十三日の裁する所であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)