書牘しよとく)” の例文
此等の人々の談話、書牘しよとく、その所蔵の文書等に由つて、わたくしは上の一篇の中なる人名等に多少の改刪かいさんを加へた。比較的正確だと認めたものを取つたのである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
襄曰く吾上に母あり、志業未だ成らず、たとひ死せざるを得ざるも、猶医療を加ふべしと。彼は母の憂へんことを恐れて往復の書牘しよとく必らず自ら筆をること常の如くしたりき。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)