“しょとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書牘66.7%
所得33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉凶にかかわって日時をかえるの旧慣を絶つとも、下気は泄出の様子までも公報する外国風を採るなどの事なきを望むと、かく答えた予の書牘しょとくを読んで
わたしは西洋文学の研究にんだ折々、目を支那文学に移し、殊に清初詩家の随筆書牘しょとくなぞを読もうとした時
梅雨晴 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
夫婦に三人の子供あれば一日に少なくも白米一升五合より二升は入用なるゆえ、現に一月二、三斗の不足なれども、内職の所得しょとくを以てむぎを買いあわを買い、あるいかゆ或は団子だんご様々さまざま趣向しゅこうにてしょくす。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)