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宗厳
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むねよし
ふりがな文庫
“
宗厳
(
むねよし
)” の例文
秀忠は、幼い頃、相国寺の陣中で、父の家康のそばに坐って謁見した、石舟斎
宗厳
(
むねよし
)
のすがたと、自分の幼時とを、思い
泛
(
う
)
かべていた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ
四歳
(
よっつ
)
か五つくらいな時分。
故郷
(
くに
)
の
大和
(
やまと
)
柳生の庄の
祖父君
(
おじぎみ
)
——門流の人々はそれを、
大祖
(
たいそ
)
といって
崇
(
あが
)
めている——石舟斎
宗厳
(
むねよし
)
から、杖をもって、あしらわれあしらわれ
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
覚禅房胤栄
(
かくぜんぼういんえい
)
という人が、
小柳生
(
こやぎゅう
)
の城主柳生
宗厳
(
むねよし
)
のところへ出入りしたり、また宗厳の
交
(
まじ
)
わりのある
上泉
(
かみいずみ
)
伊勢守などとも
昵懇
(
じっこん
)
にしていた関係から、いつの間にか武芸に興味をもち
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柳生
宗厳
(
むねよし
)
様のこと、今では、御隠居あそばして、
石舟斎
(
せきしゅうさい
)
と申しあげているお方じゃ、若殿の
但馬守宗矩
(
たじまのかみむねのり
)
様は、関ヶ原の戦からお帰りあそばすとすぐ、江戸表へ召されて、将軍家の御師範役。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、石舟斎——その頃は、まだ柳生
宗厳
(
むねよし
)
と
称
(
い
)
っていた彼へ話した。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宗厳”の解説
宗厳(そうごん、天正3年(1575年)? - 寛永5年(1628年))は、李氏朝鮮の人物。日本で出家して僧となり、西雲院を開山した。
(出典:Wikipedia)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇