“むねなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗良90.0%
宗長10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二月三十一日 信濃しなの神社は宗良むねなが親王をまつる。奉納の句を徴さる。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
宗良むねなが親王はいま信濃にあり、新田義貞の遺子や脇屋義助の遺臣も、坂東ばんどうの野に伏して、時節を待つこと、すでに久しいものがある。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——一筋に思いさだめず八橋のくもでに身をも嘆くころかな。——有名な宗長むねなが親王様の、このような和歌がございます」
真間の手古奈 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)