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『真間の手古奈』
ふりがな文庫
『
真間の手古奈
(
ままのてこな
)
』
一人の年老いた人相見が、三河の国の碧海郡の、八ツ橋のあたりに立っている古風な家を訪れました。 それは初夏のことでありまして、河の両岸には名に高い、燕子花の花が咲いていました。 茶など戴こうとこのように思って、人相見はその家を訪れたのでした。 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日」1929(昭和4)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
宗長
(
むねなが
)
泉谷
(
いずみや
)
沢山
(
たくさん
)
顫
(
ふる
)
靡
(
なび
)
長閑
(
のどか
)
良人
(
おっと
)
縹緻
(
きりょう
)
継橋
(
つぎはし
)
継娘
(
ままむすめ
)
粗朶
(
そだ
)
矢張
(
やは
)
真間
(
まま
)
直
(
す
)
海苔
(
のり
)
不図
(
ふと
)
揶揄
(
やゆ
)
成程
(
なるほど
)
御皇
(
みかど
)
御代
(
みよ
)
咎
(
とが
)
和布
(
わかめ
)
力業
(
ちからわざ
)
健気
(
けなげ
)
俄
(
にわか
)
住居
(
すまい
)
中
(
うち
)