“和布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わかめ60.0%
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、女房は健気けなげにも、他へ再婚しようともしないで、山へ登って行って薪を拾ったり、浦へ出て行って和布わかめをかったり、苦心して子供を育てました。
真間の手古奈 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
徳島の和布わかめ羊羹に付いて居た小箋にも、薄墨ずりの詩があつた。熊本の檜垣飴の中には、檜垣のをうなの歌を記した、色とり/″\の詩箋のやうな紙が幾枚もはいつて居た。
菓子の譜 (新字旧仮名) / 岩本素白(著)
岩の和布に今とゞきたる竿さおゆれて
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
うしほ今和布ひんがしに流しをり
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)