“鋒先”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほこさき95.8%
ほさき4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょっと皮肉ひにくなところがありますが、やさしい微笑びしょうをたたえた皮肉で、世の中の不正やみにくさに、それとなくするど鋒先ほこさきを向けています。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
さように限りなき宇宙を一人の力で支配する神様はないはずだというところへ鋒先ほこさきを向け、そして例の宗教の否定が繰り返される。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
番頭が取り出したのは、鋒先ほさきを手拭に包んだ刄渡り五寸ほどこみが一尺以上もある物凄い槍の穗、成程これは、喉を狙へば生命を取ります。