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かくしょ
ふりがな文庫
“かくしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
各所
50.0%
各処
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各所
(逆引き)
種々の
形
(
かたち
)
で世界の
各所
(
かくしょ
)
に
現
(
あら
)
わるゝ、
人心
(
じんしん
)
の
昂奮
(
こうふん
)
、人間の動揺が、
眼
(
め
)
まぐろしくあらためて余の心の眼に
映
(
うつ
)
った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「では、試合にさきだって、
伝令
(
でんれい
)
の者が、
各所
(
かくしょ
)
の
溜
(
たま
)
りの人々へ、
番組
(
ばんぐみ
)
を
予告
(
よこく
)
するのが
定例
(
じょうれい
)
でござるゆえ、そちらの闘士をきめて、この下へご
記名
(
きめい
)
願
(
ねが
)
いたい」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……とうとうたる
太鼓
(
たいこ
)
……
型
(
かた
)
のごとき
黄母衣
(
きほろ
)
、
赤母衣
(
あかほろ
)
、
白母衣
(
しろほろ
)
の
伝令
(
でんれい
)
三
騎
(
き
)
が、
番外
(
ばんがい
)
の五番
試合
(
じあい
)
を
各所
(
かくしょ
)
の
控
(
ひか
)
え
所
(
じょ
)
へふれて、
虹
(
にじ
)
のように
試合場
(
しあいじょう
)
のまわりを一
巡
(
じゅん
)
する……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
などとその小屋にはいちいち
木札
(
きふだ
)
がうってあって、
各所
(
かくしょ
)
ものものしいありさま、すでに
明日
(
あす
)
とせまってきた
大講会広前
(
だいこうえひろまえ
)
の
試合
(
しあい
)
のしたくやなにかに
活気
(
かっき
)
だっていたが、いま、天下
大半
(
たいはん
)
のあるじ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくしょ(各所)の例文をもっと
(2作品)
見る
各処
(逆引き)
「そうだ。戦争になると、人造島を
各処
(
かくしょ
)
につくって、そこを艦隊や、航空隊の基地とし、不安になれば、
忽
(
たちま
)
ち溶かしてしまうことが出来る」
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
地球面の人類、その数億のみならず、
山海
(
さんかい
)
天然
(
てんねん
)
の
境界
(
きょうかい
)
に
隔
(
へだ
)
てられて、
各処
(
かくしょ
)
に群を成し各処に
相分
(
あいわか
)
るるは止むを得ずといえども、各処におのおの衣食の
富源
(
ふげん
)
あれば、これによりて生活を
遂
(
と
)
ぐべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
かくしょ(各処)の例文をもっと
(2作品)
見る
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