“各所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくしよ57.1%
かくしょ28.6%
かくじよ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴見臺つるみだい各所かくしよに、地名表ちめいへうには遺跡ゐせきとして記入きにふあるが、實際じつさいおいて、破片はへん一箇ひとつ見出みいださぬ貝塚かひづかすくなくない。(大發掘だいはつくつはせぬが)
種々のかたちで世界の各所かくしょあらわるゝ、人心じんしん昂奮こうふん、人間の動揺が、まぐろしくあらためて余の心の眼にうつった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
土器どきにキツチリつたまゝふた發見はつけんされてらぬ。ふたふたとしてるが、形式けいしきからかんがへても、如何どうしても土器どきふたでなければならぬもの各所かくじよからる。