“白母衣”の読み方と例文
読み方割合
しろほろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これははなやかな甲冑かっちゅう陣太刀じんだちのよそおいで、黄母衣きほろ白母衣しろほろ赤母衣あかほろ、をにながし、ゆるいにじのように場内じょうないを一しゅうした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……とうとうたる太鼓たいこ……かたのごとき黄母衣きほろ赤母衣あかほろ白母衣しろほろ伝令でんれいが、番外ばんがいの五番試合じあい各所かくしょひかじょへふれて、にじのように試合場しあいじょうのまわりを一じゅんする……
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄母衣きほろ赤母衣あかほろ白母衣しろほろの三試合場しあいじょうを一じゅんし、大講会だいこうえ第一番の試合番組しあいばんぐみをふれてくるともなくかいあいずと同時に、あの祭壇さいだんの下にある大講会のむしろへ論客ろんかくがあがって
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)