“大講会”の読み方と例文
読み方割合
だいこうえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに、まだ大講会だいこうえ第三日の試合しあい明日あすにのこっていることゆえ、咲耶子の身を処決しょけつするのは、あしたにのばしてもさしつかえあるまい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大講会だいこうえの空を飛行ひこうして、試合しあいの心をみだす奇怪きかいな女を、拙者せっしゃ一火流いっかりゅう砲術ほうじゅつをもってち落とし、かく衆人しゅうじんのさわぎを取りしずめたものを
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
をながした以上いじょう大講会だいこうえ中止ちゅうしはやむをえないことだが、徳川家の武士ぶし石見守いわみのかみ家来けらいたちは、まだ騒然そうぜんとむれて、そこをらなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)