“兵学大講会”の読み方と例文
読み方割合
へいがくだいこうえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだが、このさきはわからないが、とにかくいまのところでは天下平静へいせい御岳みたけ兵学大講会へいがくだいこうえも、今年はさだめしにぎわしかろう」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、それはゆうべの問題ではなく、もう日限にちげん切迫せっぱくしてきた、御岳みたけの山における兵学大講会へいがくだいこうえ奉行ぶぎょうめいぜられた長安ながやす下準備したじゅんび手配てくばりの評議ひょうぎ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「で——こんどの兵学大講会へいがくだいこうえだが、その真田源次郎、まだ二十歳はたちにならぬ若年じゃくねんものとはいえ、父昌幸、兄信幸のぶゆきにもまさる兵学者へいがくしゃ、一つあれをやろうと思うがどうだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)