“信幸”の読み方と例文
読み方割合
のぶゆき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝心月叟でんしんげっそうと今は名まで変えたりとはいえ、主の幸村は、真田昌幸が直子ちょくし、その実兄の信幸のぶゆきは、現に、徳川系の諸侯のひとり。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「で——こんどの兵学大講会へいがくだいこうえだが、その真田源次郎、まだ二十歳はたちにならぬ若年じゃくねんものとはいえ、父昌幸、兄信幸のぶゆきにもまさる兵学者へいがくしゃ、一つあれをやろうと思うがどうだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)