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諸君
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みなさん
ふりがな文庫
“
諸君
(
みなさん
)” の例文
わたしのところへ
諸君
(
みなさん
)
がおいでになるのだつたら、国道をディカーニカ目ざして真直にやつて来て頂けばよろしい。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:02 はしがき
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
数学の
中
(
うち
)
に幾何というものがある。幾何を学ぶにわ、是非とも
定木
(
じょうぎ
)
が入る。その定木の中に、三角定木というのがある。——これわ大方
諸君
(
みなさん
)
も御存じでしょう。
三角と四角
(その他)
/
巌谷小波
(著)
東京の夜の有様を話して呉れとの
諸君
(
みなさん
)
のお望、
可
(
よろ
)
しい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。
夜の赤坂
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
どうぞ、お試し下さい、口は
禍
(
わざわい
)
の
門
(
かど
)
、諸病は口からと申すではありませんか、歯は大事にして下さい、口は綺麗にして下さいまし、ねえ、私が願います、どうぞ
諸君
(
みなさん
)
。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「私は
諸君
(
みなさん
)
方を信用して、この場に
諸君
(
みなさん
)
たちがおられるのを黙っているのですが……」
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
▼ もっと見る
日本に居ることによってあまりにその境遇に
狎
(
な
)
れしたしみ、恵まれた運命に感謝することさえ忘れている大それた
諸君
(
みなさん
)
には、とうてい察しが届くまいと私は逸早くあきらめている。
踊る地平線:03 黄と白の群像
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
上
(
あげ
)
仰
(
おほ
)
せの如く此久八は元三州藤川宿の町外れに
捨置
(
すておか
)
れし身に御座候(
是
(
これ
)
より久八の
履歴
(
ことがら
)
は六右衞門が申立の
讀續
(
よみつゞ
)
きなれども
人情
(
にんじやう
)
の
貫徹
(
つらぬか
)
ざる所も有により
讀本
(
よみほん
)
の
口調
(
くてう
)
に
換
(
かゆ
)
れば
諸君
(
みなさん
)
怪給
(
あやしみたまふ
)
勿
(
なか
)
れ)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
皺
(
しか
)
めて歩く此時の
体相
(
ていさう
)
諸君
(
みなさん
)
にお目にかけずに仕合せサ惡い時にはいけない事が續くもので福嶋から二里ばかりの道は木曾とは思はれぬ只の
田甫
(
たんぼ
)
の
泥濘
(
ぬかるみ
)
にて下駄の齒は泥に吸ひつかれて運ぶに重く傘の先は深くはまりて拔くに力が
入
(
い
)
る程ゆゑ痛みはいよ/\強く人々に
後
(
おく
)
れて泣たい苦しみ梅花道人さすがに見捨がたくや立戻りて勢ひを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
開いて「伯爵決して御心配なさらないで下さい。こんな
脅迫
(
おどかし
)
があったって我々警察の方で十分警戒しているのですから、令嬢方も決して御心配は入りません。大丈夫です。それから今度は
諸君
(
みなさん
)
のことですがね。」
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
“諸君”の意味
《名詞》
多くの人を指す語。主として男性が、対等かそれ以下の者に軽い敬意をもって用いる。
(出典:Wiktionary)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“諸”で始まる語句
諸
諸共
諸手
諸声
諸人
諸方
諸々
諸国
諸肌
諸葛孔明