“体相”の読み方と例文
読み方割合
ていさう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかめて歩く此時の体相ていさう諸君みなさんにお目にかけずに仕合せサ惡い時にはいけない事が續くもので福嶋から二里ばかりの道は木曾とは思はれぬ只の田甫たんぼ泥濘ぬかるみにて下駄の齒は泥に吸ひつかれて運ぶに重く傘の先は深くはまりて拔くに力がる程ゆゑ痛みはいよ/\強く人々におくれて泣たい苦しみ梅花道人さすがに見捨がたくや立戻りて勢ひを
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)