“組合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くみあは16.7%
くみあわせ16.7%
くみあひ11.1%
くみあ11.1%
くみあわ11.1%
ソユーズ5.6%
くみえい5.6%
くみええ5.6%
ギルド5.6%
シンジケート5.6%
セット5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手を組合くみあはせつゝ身をその上より前に伸べて火をながむれば、わが嘗て見し、人のからだの燒かるゝありさま、あざやかに心に浮びぬ 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
薬を精密なバランスではかって、色々の組合くみあわせをつくって置いて、その各々を色々の温度と色々の時間で焼いて見て、高温計と時計とで、精確な記録をとっておけば
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
毎度まいど亂心らんしん之者有り家業ならざる中は養生らうとて入牢仰付らるゝ故則ち願書取上となり翌日よくじつ本郷三丁目徳兵衞組合くみあひ名主付添へ白洲へ罷り出控居るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
混血児チャアリイを相手に、上になり下になりと組合くみあっていた龍介は、さらに三人の怪紳士のために押えつけられて、麻酔ますい剤を嗅がされてついにがん字がらめに縛られたままこんこんと眠ってしまった。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
いづれも踊りむ。後の烏三羽、身をひらいて一方に翼をはしたる如く、腕を組合くみあわせつゝ立ちてながむ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「自分の胡瓜を売ろうとする人間は、それが苦いとは云わないものさ。第一、組合ソユーズへ入ればお金とられるんだよ」
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
亥「それで豊島町の八右衞門はちえもんさんが一人の親だから立派にしろというので、組合くみえいの者がみんな供に立って、富士講ふじこう先達さんだつだの木魚講もくぎょこうだのが出るという騒ぎで、寺を借りて坊主が十二人出るような訳で」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
サア殺せと仰しゃッた時は誰もてなかったとね、仕事師手合でええが五十人ばかり手鍵を持って来たが、てなかったくれえだから組合くみええの者がみんなそう云って居やす
組合ギルドの名称の示す如く、町会は中世職業組合の宗教的な相互扶助的な組織の伝統の上に置かれたものだった。
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
そこで、どうしてもカラタール氏をして仏蘭西フランスの地を踏ませない策略を講じなければならないこととなった。そこで彼等は組合シンジケートをつくって危急に当ろうと決心した。
竜太郎の姉の昌子がお祝に詩子ふみこへ送った華麗な化粧函の組合セットの一つで、姉の部屋にあるうちに竜太郎には細工をする隙もあったわけですし、それに竜太郎は仕事の関係上、工業薬品として
身代りの花嫁 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)