組合くみあわ)” の例文
いづれも踊りむ。後の烏三羽、身をひらいて一方に翼をはしたる如く、腕を組合くみあわせつゝ立ちてながむ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
芳町よしちょう蔵前くらまえわかわかれにむようになったばかりに、いつかってかたもなく二ねんは三ねんねんは五ねんと、はやくも月日つきひながながれて、辻番付つじばんづけ組合くみあわせに、振袖姿ふりそですがた生々いきいきしさはるにしても
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)