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芳町
ふりがな文庫
“芳町”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よしちょう
89.5%
よしちやう
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしちょう
(逆引き)
「逢いましたよ。
芳町
(
よしちょう
)
の芸者だったそうで、凄い女ですよ。この家のお内儀も綺麗だが、お艶と来たらポトポト水が滴れそうで」
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
芳町
(
よしちょう
)
の
奴
(
やっこ
)
と
嬌名
(
きょうめい
)
高かった妓は、
川上音次郎
(
かわかみおとじろう
)
の妻となって、新女優の始祖マダム
貞奴
(
さだやっこ
)
として、我国でよりも欧米各国にその名を
喧伝
(
けんでん
)
された。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
芳町(よしちょう)の例文をもっと
(17作品)
見る
よしちやう
(逆引き)
晴代は
芳町
(
よしちやう
)
で半玉から一本に成りたての頃から、
隙
(
ひま
)
さへあると外国物それも重にイタリイやアメリカものの上演される水天宮館へ入り侵つてゐたもので
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
夫 (小説を声高に読みはじめる)「
芳町
(
よしちやう
)
で幅の利く顔役、
弥太
(
やた
)
五
郎
(
らう
)
源
(
げん
)
七が出先から子分に持たせてよこした手紙を見た女房おげんの顔の色がさつと変り……」
世帯休業
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
芳町(よしちやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“芳町”で始まる語句
芳町辺
芳町通
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“芳町”のふりがなが多い著者
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野村胡堂