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青軸
ふりがな文庫
“青軸”の読み方と例文
読み方
割合
あおじく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおじく
(逆引き)
白磁
(
はくじ
)
の水仙がだんだん
凋
(
しぼ
)
んで、
青軸
(
あおじく
)
の梅が
瓶
(
びん
)
ながらだんだん開きかかるのを眺め暮らしてばかりいてもつまらんと思って、
一両度
(
いちりょうど
)
三毛子を訪問して見たが
逢
(
あ
)
われない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
青軸
(
あおじく
)
また
緑萼
(
りょくがく
)
と呼ばるゝ種類の梅で、花はまだ三四輪、染めた様に緑な
萼
(
がく
)
から白く
膨
(
ふく
)
らみ出た
蕾
(
つぼみ
)
の幾箇を添えて、春まだ浅い此の二月の寒を物ともせず、ぱっちりと咲いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
自分は静かに鳥籠を箱の上に
据
(
す
)
えた。文鳥はぱっと
留
(
とま
)
り
木
(
ぎ
)
を離れた。そうしてまた留り木に乗った。留り木は二本ある。黒味がかった
青軸
(
あおじく
)
をほどよき距離に橋と渡して横に並べた。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
青軸(あおじく)の例文をもっと
(3作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
軸
常用漢字
中学
部首:⾞
12画
“青”で始まる語句
青
青年
青々
青苔
青柳
青葉
青梅
青山
青白
青銅
“青軸”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
夏目漱石