“青軸”の読み方と例文
読み方割合
あおじく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白磁の水仙がだんだんんで、青軸の梅がながらだんだん開きかかるのを眺め暮らしてばかりいてもつまらんと思って、一両度三毛子を訪問して見たがわれない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
青軸また緑萼と呼ばるゝ種類の梅で、花はまだ三四輪、染めた様に緑なから白くらみ出たの幾箇を添えて、春まだ浅い此の二月の寒を物ともせず、ぱっちりと咲いて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
自分は静かに鳥籠を箱の上にえた。文鳥はぱっとを離れた。そうしてまた留り木に乗った。留り木は二本ある。黒味がかった青軸をほどよき距離に橋と渡して横に並べた。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)