“軸木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じくぎ75.0%
ぢくぎ12.5%
じゅくぎ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と大江山課長は叫んで、燐寸の箱を開いてみると、なるほど不思議にも燐寸の軸木じくぎは半分ほどしか入っていなかった。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
卯平うへいしかめたまゝ燐寸マツチをとつてまたすつとつて、ゆつくりと軸木ぢくぎさかさにしてしろ軸木ぢくぎつゝんでのぼらうとするちひさな枯燥こさうしたおほきなつゝんで、大事相だいじさうのぞいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
けいずをただすと、もとは大きな赤もみの木で、それがちいさなマッチの軸木じゅくぎにわられて出てきたのですが、とにかく、森のなかにある古い大木ではありました。