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大衝立
ふりがな文庫
“大衝立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおついたて
60.0%
おほついたて
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおついたて
(逆引き)
呵々
(
からから
)
と気違いじみた笑いを突走らせるのは、黒髪も
衣紋
(
えもん
)
も滅茶滅茶に乱した妖婦お小夜、
金泥
(
きんでい
)
に荒海を描いた
大衝立
(
おおついたて
)
の前に立ちはだかって、
艶
(
あで
)
やかに
邪
(
よこしま
)
な眼を輝かせます。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その中に、
廂
(
ひさし
)
に唐辛子、軒に
橙
(
だいだい
)
の皮を干した、……百姓家の片商売。白髪の婆が目を光らして、見るなよ、見るなよ、と言いそうな古納戸めいた
裡
(
なか
)
に、字も絵も解らぬ
大衝立
(
おおついたて
)
を置いた。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大衝立(おおついたて)の例文をもっと
(3作品)
見る
おほついたて
(逆引き)
呵々
(
から/\
)
と氣違ひ染みた笑ひを突走らせるのは、黒髮も衣紋も滅茶々々に亂した妖婦お小夜、
金泥
(
きんでい
)
に荒海を描いた
大衝立
(
おほついたて
)
の前に立ちはだかつて、艶やかに
邪
(
よこ
)
しまな眼を輝かせます。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竜を描いた新しい
大衝立
(
おほついたて
)
が玄関の正面にある。その蔭で、机に向つてゐるのが産院で見覚えの大津しもであつた。
白粉
(
おしろい
)
をこつてりとつけて、紺の上着に紺の袴をはいて、何か書きものをしてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
大衝立(おほついたて)の例文をもっと
(2作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“大衝”で始まる語句
大衝動
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衝立
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“大衝立”のふりがなが多い著者
林芙美子
泉鏡花
野村胡堂
宮本百合子