“大立廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおたちまわ33.3%
おおだちまわ33.3%
おほだちまは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すさまじい大立廻おおたちまわり。見物席は大喝采だいかっさい、哄笑爆笑の渦巻で湧き返る様だ。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
隣りの子供が三人大立廻おおだちまわりをして声をそろえて泣き出す。
秋風 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
更に力車りきしやに乗つて引返し、西区ウヱスト・ポイントの支那まちを一周して買物をしながら埠頭へ出たが途中で画家の柚木ゆのき君の車が衝突して菓子屋のかついで居た荷を滅茶滅茶にし、車夫しやふと菓子屋との大立廻おほだちまはりが初まり
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)