“大立物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおだてもの83.3%
おおたてもの8.3%
エスパダ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも彼は、九月三十日以来、犯人の顔を見た地上ゆいいつの人間として、全英の新聞と話題の大立物おおだてものになっていた矢先だ。その手前もある。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
「だが、出雲系と天孫民族とはどうしても僕も同種属ではないと思う。素盞男命すさのおのみことからして併合政策として、日本神話の大立物おおたてものに祭り上げてしまったものらしいな。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
派出はでな稼業だけに交際が大変だ。おまけに大立物エスパダになると、見習弟子だの男衆だのと、いわゆる「大きな部屋」を養っている。