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大衝立
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おほついたて
ふりがな文庫
“
大衝立
(
おほついたて
)” の例文
呵々
(
から/\
)
と氣違ひ染みた笑ひを突走らせるのは、黒髮も衣紋も滅茶々々に亂した妖婦お小夜、
金泥
(
きんでい
)
に荒海を描いた
大衝立
(
おほついたて
)
の前に立ちはだかつて、艶やかに
邪
(
よこ
)
しまな眼を輝かせます。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竜を描いた新しい
大衝立
(
おほついたて
)
が玄関の正面にある。その蔭で、机に向つてゐるのが産院で見覚えの大津しもであつた。
白粉
(
おしろい
)
をこつてりとつけて、紺の上着に紺の袴をはいて、何か書きものをしてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“大衝”で始まる語句
大衝動