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鈕
ふりがな文庫
“鈕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ボタン
53.8%
ぼたん
26.9%
つまみ
7.7%
じゆう
3.8%
つま
3.8%
ひも
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボタン
(逆引き)
受話器を置いた
陳彩
(
ちんさい
)
は、まるで放心したように、しばらくは
黙然
(
もくねん
)
と坐っていた。が、やがて置き時計の針を見ると、半ば機械的にベルの
鈕
(
ボタン
)
を押した。
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鈕(ボタン)の例文をもっと
(14作品)
見る
ぼたん
(逆引き)
常の衣の上に
粗𣑥
(
あらたへ
)
の
汗衫
(
じゆばん
)
を被りたるが、その
衫
(
さん
)
の上に縫附けたる
檸檬
(
リモネ
)
の
殼
(
から
)
は大いなる
鈕
(
ぼたん
)
に
擬
(
まが
)
へたるなり。肩と
鞾
(
くつ
)
とには青菜を結びつけたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
鈕(ぼたん)の例文をもっと
(7作品)
見る
つまみ
(逆引き)
車輪の
轂
(
こしき
)
は、引出しを引張り出すに用いる
鈕
(
つまみ
)
になっているが、箪笥の引出しの装飾に、ひん曲った車輪が半分水に浸ったのを使用するというような事は
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
鈕(つまみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
じゆう
(逆引き)
さて
古墳
(
こふん
)
の
中
(
なか
)
から
出
(
で
)
る
鏡
(
かゞみ
)
は、ちょうど
漢
(
かん
)
から
六朝時代
(
りくちようじだい
)
の
鏡
(
かゞみ
)
でありまして、その
裏面
(
りめん
)
、
顏
(
かほ
)
を
寫
(
うつ
)
す
面
(
めん
)
の
反對面
(
はんたいめん
)
には、たいてい
圓
(
まる
)
い
鈕
(
じゆう
)
があつて、その
周圍
(
しゆうい
)
にはいろ/\の
模樣
(
もよう
)
が
刻
(
きざ
)
まれてゐます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
鈕(じゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
つま
(逆引き)
匣
(
はこ
)
の中には、父親が若いころ、時の流行にかぶれて道楽にかいた書画に
捺
(
お
)
した大小の雅印が入れてあった。銅の
糸印
(
いといん
)
などもまじっている。蝋石の頭に
獅子
(
しし
)
の
鈕
(
つま
)
みを彫った印材のままのものがある。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
鈕(つま)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひも
(逆引き)
その時君は
金
(
かね
)
の
控鈕
(
ボタン
)
附きたる短き上衣を着たまひしこと今も忘れず。その衣をめづらしと見しゆゑ、久しく記憶に殘れるなるべし。我。君は又胸の上に美しき赤き
鈕
(
ひも
)
を垂れ給ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
鈕(ひも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鈕(ボタン(服飾))”の解説
ボタン(pt: botão、en: button、釦、鈕)とは、衣服、鞄、靴などに止め具として使用される服飾物。縫製副資材の一種である。語源はポルトガル語 botão が最も有力な説とされる。多くは実用性と装飾を兼ねるが、もっぱら装飾目的の「飾りボタン」もある。
(出典:Wikipedia)
鈕
漢検1級
部首:⾦
12画
“鈕”の関連語
釦
“鈕”を含む語句
釦鈕
扣鈕
金鈕
控鈕
円鈕
絹鈕
鈕平
鉄鈕
鉤鈕
“鈕”のふりがなが多い著者
杉山萠円
黒岩涙香
尾崎放哉
浜田青陵
ワシントン・アーヴィング
蒲原有明
石川啄木
佐々木邦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
芥川竜之介