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扣鈕
ふりがな文庫
“扣鈕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ボタン
62.5%
ぼたん
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボタン
(逆引き)
挽
(
ひ
)
くものは唯だ一馬なるが、その足は
驅歩
(
かけあし
)
なり。一軒の角屋敷の前には、焚火して、
泅袴
(
およぎばかま
)
に
扣鈕
(
ボタン
)
一つ掛けし
中單
(
チヨキ
)
着たる男二人、
對
(
むか
)
ひ居て
骨牌
(
かるた
)
を弄べり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
Brrrrと唇をふるわして、彼は、金属性の
扣鈕
(
ボタン
)
を二つ三つコップへ入れて振る。するとそれが、一羽の
雛
(
ひな
)
っ子に早変りして出て来る。見物が集まる。
踊る地平線:12 海のモザイク
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
扣鈕(ボタン)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぼたん
(逆引き)
嵌
(
は
)
まりにくいシャツの
扣鈕
(
ぼたん
)
を嵌めていると、あっちの方から、鈍い心配気な人声と、ちゃらちゃらという食器の触れ合う音とが聞える。
罪人
(新字新仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
七人とも上着の
扣鈕
(
ぼたん
)
をみな掛けて、襟を立てて、両手をずぼんの隠しに入れている。話声もしない。笑声もしない。青い目で空を仰ぐような事もない。
鴉
(新字新仮名)
/
ウィルヘルム・シュミットボン
(著)
扣鈕(ぼたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
扣
漢検1級
部首:⼿
6画
鈕
漢検1級
部首:⾦
12画
“扣”で始まる語句
扣
扣金
扣家
扣釼
“扣鈕”のふりがなが多い著者
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
ウィルヘルム・シュミットボン
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
谷譲次
ハンス・クリスチャン・アンデルセン