“扣金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうきん50.0%
とめがね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特にその肩の扣金こうきんのごとき、皮と細き金属とで作られたことが塑土によって遺憾なく現わされている。この相違はその肉体について同様に認められる。百済観音の手は実に美しい手である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
靴やスリッパーの扣金とめがね、真鍮の扉のハンドル、ステッキについている骨製の頭、「夢判断の神籤」その他の、つまり屑が沢山つまっているのであった。