“つまみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
28.6%
28.6%
把手14.3%
14.3%
14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盆栽の花に水を遣ったり、布団のちりはらったり、扉のつまみ真鍮しんちゅうを磨いたりする内に、つい日はってしもうた。
電灯のつまみひねれば、その途端に光が現われ、またこれを捻れば、その途端に光が消えて、光っていた時の始め終りには確乎たる境界があるごとくに感ずるが、これもよく考えてみると、境界はない。
境界なき差別 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
騾馬のひくべき其軛——黄楊つげの軛につまみあり、
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
而して三度右左綱をつまみにくくりつけ、
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
もし、人手を借らず把手つまみが捻れるものでしたら、必ずこの蓋の内部に、何か陰険な仕掛が秘められていなければなりません。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
が、その直後、把手つまみに腕を衝突させるのが狡策であって、そうすると氷の先が折れて、稜片の胴が、熱のある接触板の一つに触れる。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
高い男は玄関を通り抜けて縁側へ立出たちいでると、かたわら坐舗ざしきの障子がスラリいて、年頃十八九の婦人の首、チョンボリとしたつまみぱなと、日の丸の紋を染抜いたムックリとした頬とで、その持主の身分が知れるという奴が、ヌット出る。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
田舎いなかじゃあ、珍しくもねえが、都へ持ち出すとつうがッた呑み助が、酒のおつまみには、これに限るなんていうものでね、仲間七人、申し合せて、濠州から出てきたんだが、イヤこの暑さじゃ、桶のなつめうだりそうだ。おたがい金儲けは楽じゃあないね」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)