“例外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいがい70.0%
れいぐわい20.0%
なみはづ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前記ぜんき但馬地震たじまぢしん丹後地震たんごぢしんごときは初期微動繼續時間しよきびどうけいぞくじかんもつとみじかかつた稀有けうれいであるので、むし例外れいがいとみてしかるべきものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
發見はつけんしたのはこのしゆ例外れいぐわいで、突起つまみいのである。其代そのかはり、兩端りやうたん二箇宛ふたつづゞ小孔せうこう穿うがつてある。ひもるゐしたものとほして、それをつまやうにしたのかもれぬ。
顴骨ほほぼねの高い、疲労の色を湛へた、大きい眼のどんよりとした顔に、唇だけが際立つて紅かつた。其口が例外なみはづれに大きくて、欠呻あくびをする度に、鉄漿おはぐろの剥げた歯が醜い。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)