“欠呻”の読み方と例文
読み方割合
あくび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『あゝゝ。』といふ力無い欠呻が次の間から聞えて、『お利代、お利代。』と、れた声で呼び、老女が眼を覚まして、寝返りでもたいのであらう。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
顴骨の高い、疲労の色を湛へた、大きい眼のどんよりとした顔に、唇だけが際立つて紅かつた。其口が例外れに大きくて、欠呻をする度に、鉄漿の剥げた歯が醜い。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
多吉は大きい欠呻をしながら出て来て、笑ひながら其処辺にゐる生徒共を見廻した。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)