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欠呻
ふりがな文庫
“欠呻”の読み方と例文
読み方
割合
あくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくび
(逆引き)
『あゝゝ。』といふ力無い
欠呻
(
あくび
)
が次の間から聞えて、『お利代、お利代。』と、
嗄
(
しはが
)
れた声で呼び、
老女
(
としより
)
が眼を覚まして、寝返りでも
為
(
し
)
たいのであらう。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
顴骨
(
ほほぼね
)
の高い、疲労の色を湛へた、大きい眼のどんよりとした顔に、唇だけが際立つて紅かつた。其口が
例外
(
なみはづ
)
れに大きくて、
欠呻
(
あくび
)
をする度に、
鉄漿
(
おはぐろ
)
の剥げた歯が醜い。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
多吉は大きい
欠呻
(
あくび
)
をしながら出て来て、笑ひながら
其処辺
(
そこら
)
にゐる生徒共を見廻した。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
欠呻(あくび)の例文をもっと
(4作品)
見る
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
呻
漢検1級
部首:⼝
8画
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欠
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