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欠片
ふりがな文庫
“欠片”のいろいろな読み方と例文
旧字:
缺片
読み方
割合
かけら
86.4%
かけ
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけら
(逆引き)
「そうだ、そうだ。いい事をした。——畜生、もう一度出て見やがれ。あたまの皿ア
打挫
(
ぶっくじ
)
いて、
欠片
(
かけら
)
にバタをつけて一口だい。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
またパンの
欠片
(
かけら
)
や
蜜柑
(
みかん
)
の皮といった食物まで運ばれていた——など、何が何やら、彼にとって
薩張
(
さっぱ
)
り訳の判らないことであった。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
欠片(かけら)の例文をもっと
(19作品)
見る
かけ
(逆引き)
悍
(
たけ
)
しい、
峻
(
さが
)
しい、冷たい、氷の
欠片
(
かけ
)
のような厳しい光の眼であった。しかし美しいことは美しい、——悪の美しさの眼であった。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
目もすまに
凍
(
し
)
みつつ
玄
(
くろ
)
き冬の土玻璃の
欠片
(
かけ
)
すら光りかへさず
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
欠片(かけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“欠片”の類義語
破片
一片
小片
断片
和平
“欠”で始まる語句
欠伸
欠
欠点
欠陥
欠所
欠落
欠乏
欠唇
欠損
欠呻
検索の候補
一欠片
“欠片”のふりがなが多い著者
火野葦平
幸田露伴
大阪圭吉
小栗虫太郎
北原白秋
泉鏡花
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石川啄木
与謝野晶子
田山花袋