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欠唇
ふりがな文庫
“欠唇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いぐち
75.0%
いくち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぐち
(逆引き)
指が一本足りないこと、頭がまる禿げであること、片目、鼻っかけ、
欠唇
(
いぐち
)
、
蹙
(
いざり
)
……少し調子が狂えばもはや怪物だった。
幻の彼方
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
姫たち顔見合せて、「また
欠唇
(
いぐち
)
のをこなる
業
(
わざ
)
しけるよ。」とささやくほどに、
外
(
と
)
なる笛の音絶えぬ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
欠唇(いぐち)の例文をもっと
(3作品)
見る
いくち
(逆引き)
牛が毛玉を吐く例などを比較してこの一事から子を吐くと言い出たのだろ。しかして支那の妊婦は兎を食うて産む子は痔持ちになったり毎度
嘔吐
(
は
)
いたりまた
欠唇
(
いくち
)
に生まれ付くと信じたのだろう。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
欠唇(いくち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“欠唇”の意味
《名詞》
うまれつき上唇が裂けていること。口唇裂。みつくち。
(出典:Wiktionary)
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
唇
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
“欠”で始まる語句
欠伸
欠
欠片
欠陥
欠点
欠落
欠所
欠乏
欠損
欠呻
“欠唇”のふりがなが多い著者
南方熊楠
森鴎外
豊島与志雄