トップ
>
欠所
ふりがな文庫
“欠所”のいろいろな読み方と例文
旧字:
缺所
読み方
割合
けっしょ
87.5%
けつしよ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けっしょ
(逆引き)
万一の事でもあろうものなら、手前なんぞは先生とはちがって虫けら同然の
素町人
(
すちょうにん
)
故
(
ゆえ
)
、事によったら
遠島
(
えんとう
)
かまず軽いところで
欠所
(
けっしょ
)
は
免
(
まぬか
)
れまい。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「そうですよ、菱屋は
欠所
(
けっしょ
)
。江戸構えになった母娘が二人、
草加
(
そうか
)
とか
千住
(
せんじゅ
)
とかにいると聞きましたが——」
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
欠所(けっしょ)の例文をもっと
(7作品)
見る
けつしよ
(逆引き)
寒国
(
かんごく
)
では、
恁
(
か
)
うして
炉
(
ろ
)
を
切
(
き
)
つた
処
(
ところ
)
がある。これは
夏
(
なつ
)
の
待遇
(
もてなし
)
に
違
(
ちが
)
ひない。
贅沢
(
ぜいたく
)
なものだ。
昔
(
むかし
)
僭上
(
せんじやう
)
な
役者
(
やくしや
)
が
硝子張
(
がらすばり
)
の
天井
(
てんじやう
)
に
泳
(
およ
)
がせて、
仰向
(
あふむ
)
いて
見
(
み
)
たのでさへ、
欠所
(
けつしよ
)
、
所払
(
ところばら
)
ひを
申
(
まを
)
しつかつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
欠所(けつしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“欠所(
闕所
)”の解説
闕所(けっしょ、または「欠所」と書く)とは、前近代において財産没収刑(所領を没収すること)又はその刑罰により所有者がいなくなった所領のことをいう。
(出典:Wikipedia)
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“欠所”で始まる語句
欠所藏
検索の候補
欠所藏
“欠所”のふりがなが多い著者
三好十郎
中里介山
泉鏡太郎
夏目漱石
永井荷風
野村胡堂
泉鏡花