“一欠片”の読み方と例文
読み方割合
ひとかけら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅費のつかい残りで、すぐに石油を買う体裁ていたらく、なけなしの内金で、その夜は珍らしくさかなを見せた、というのが、苦渋いなまり節、一欠片ひとかけら。大根おろしも薄黒い。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)