“一片々々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとつひとつ50.0%
ひとつ/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南岸みなみぎしの崖の木々の葉は、その一片々々ひとつひとつが光るかと見えるまで、無数の螢が集つてゐて、それが、時を計つてポーツと一度に青く光る。川水も青く底まで透いて見える。と、一度にスツと暗くなる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
南岸の崖の木々の葉は、その一片々々ひとつ/\が光るかと見えるまで、無數の螢が集つてゐて、それが時を計つて、ポーッと一度に青く光る。川水も青く底まで透いて見える。と、一度にスッと暗くなる。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)