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例刻
ふりがな文庫
“例刻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
れいこく
50.0%
いつも
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいこく
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
例刻
(
れいこく
)
に
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
神田
(
かんだ
)
の
通
(
とほ
)
りで、
門並
(
かどなみ
)
旗
(
はた
)
を
立
(
た
)
てゝ、もう
暮
(
くれ
)
の
賣出
(
うりだ
)
しを
始
(
はじ
)
めた
事
(
こと
)
だの、
勸工場
(
くわんこうば
)
で
紅白
(
こうはく
)
の
幕
(
まく
)
を
張
(
は
)
つて
樂隊
(
がくたい
)
に
景氣
(
けいき
)
を
付
(
つ
)
けさしてゐる
事
(
こと
)
だのを
話
(
はなし
)
した
末
(
すゑ
)
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其上
(
そのうへ
)
乘客
(
じようきやく
)
がみんな
平和
(
へいわ
)
な
顏
(
かほ
)
をして、どれもこれも
悠
(
ゆつ
)
たりと
落付
(
おちつ
)
いてゐる
樣
(
やう
)
に
見
(
み
)
えた。
宗助
(
そうすけ
)
は
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けながら、
毎朝
(
まいあさ
)
例刻
(
れいこく
)
に
先
(
さき
)
を
爭
(
あらそ
)
つて
席
(
せき
)
を
奪
(
うば
)
ひ
合
(
あ
)
ひながら、
丸
(
まる
)
の
内
(
うち
)
方面
(
はうめん
)
へ
向
(
むか
)
ふ
自分
(
じぶん
)
の
運命
(
うんめい
)
を
顧
(
かへり
)
みた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
例刻(れいこく)の例文をもっと
(1作品)
見る
いつも
(逆引き)
この人が森彦だ——お延の父だ。その日は、お房が入院してから一週間余に成るので、森彦も病院へ見舞に寄って、
例刻
(
いつも
)
よりは早く自分の娘の方へ来た。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
例刻(いつも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“例刻”の意味
《名詞》
定例の時刻。
(出典:Wiktionary)
例
常用漢字
小4
部首:⼈
8画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“例”で始まる語句
例
例之
例年
例外
例令
例日
例証
例幣使
例繰方
例名
“例刻”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石